ネットショップ制作の費用について
「ECサイト制作」「ネットショップ構築」といっても、どんな機能を付けるのか、商品数は何点あるのか、ページ数は何ページあるのかといった要件によって費用が異なります。また、利用するショッピングカートやショッピングモールによって、初期コストが変動します。
※上記はショッピングカート利用月額費用等のランニングコストは含んでおりません。あくまで制作費用(初期費用)のみについて記載しています。
ページ数
ECサイト全体のページ数が少なければ少ないほど、基本的に制作費用は減少します。また、同一テンプレート(デザイン)ページが多数ある場合は、デザイン費用やコーディング費用を抑えることができます。加えて、ECサイトに多用される「動的ページ」と一般的な「静的ページ」の比率によっても費用が異なります。
機能
商品検索機能、口コミ機能やレビュー、定期購入などネットショップに付けたい機能によって費用が変わりますので、必要な機能・不要な機能を分類しておくことが重要です。
また大抵の場合、ショッピングカートやショッピングモールの機能として上記の機能が実装されている場合もありますので、事前のチェックが必要です。
素材(写真・動画・イラスト)
サイト内で使用する写真・動画・イラストの制作費用は、基本的にサイト全体のデザイン費用やコーディング費用とは別途費用計上されることが多いため注意が必要です。構築作業前の打ち合わせの段階で、必要な素材は何か決定しておくことが重要です。
テキスト(ライティング)
サイト内のテキスト(ライティング作業)も別途費用計上されることが多いため注意が必要です。サイト構築に入る前に、各ページ・コンテンツ毎に必要なテキストを決定し、基本的には出店者自身でライティングを行う方が良いと言えます。もちろん、制作会社に外注もできますし、アドバイスを求めることもできます。
ショッピングカート(ショッピングモールを含む)において一般的な制作費用
※月額費用で言えば、高機能のレンタルASPカートの方が高くなる可能性があります。
制作会社に見積を依頼する
ネットショップ制作費用の見積もりは、上記の様にそれぞれの要件毎に細かく設定されていますので、特に初めて出店される方が制作費用の見積もりを事前に行うことは非常に難しいと言えます。
よって、
- ①依頼する前に制作予算の上限を設定しておくこと
- ②制作予算に収まるように、サイトの機能やコンテンツを変更すること
- ③制作会社に実際に見積もりを依頼すること
この3点が非常に重要です。
特に③については、見積費用の内訳を明示してもらうようにしましょう。