カートネットショップ制作会社に発注する前に

まずは自店のコンセプト作り

ECサイト・ネットショップの制作や開店の経験が無い方でも、制作会社に依頼する前にショップのコンセプト作りを行っておくことは必須です。

自店のネットショップの取り扱い商材に合わせた「強み・差別化」「ターゲット」「全体イメージ」などを明確にしましょう。

  • 「強み・差別化」…価格が安い、取り扱い商品が多い、オリジナル商品など
  • 「ターゲット」…20代女性向け、高年齢者向け、ビジネスマン向けなど
  • 「全体イメージ」…色調、画像イメージ、フォント、文字サイズ、サイトボリュームなど

全く同じ商材のECサイトでも、上記のコンセプトによって、ネットショップのイメージや集客数・売上は大きく異なります。もちろん制作会社もネットショップのコンセプト設計をサポート致しますが、そもそも発注前のコンセプト作りができていないと、予定通りに開店できない、集客や売上に繋がらないサイトになってしまうといった結果を引き起こすこともあります。

コンセプト事例

【例1】
高価格帯アパレル商材を競合店舗よりも安く仕入れられ、販売価格が安く、ターゲットは20代女性向けのアパレル

「高級感があるが安い」をコンセプトに、きらびやかな黒や金色を使った配色で、商品の価格が通常よりも安いことが気づくように、通常の価格の表示もする工夫。

格安感を出すイメージは、カラフル、原色使い、雑多な感じ。高級感をイメージは、きらびやか、抑えた色使い、整理された配置。

割引前の価格と比べることで割引感をアピール

【例2】
PC関連パーツ販売。品揃え、取扱商品点数が多くほとんどが玄人や専門者が求める商材。

玄人や専門者が普段使うわかりやすく通じる言葉でカテゴリーをわけ、商品を探しやすいサイト。
※検索機能をつけるなど一般的な値段よりも性能や新機能の商品説明を細かく記載していく。

客層に合わせたカテゴリー分け、客層に合わせたページ作りが必要

制作会社はネットショップ制作のプロですが、「店舗」のプロではありません!!

ネットショップ制作ナビでご紹介している制作会社は、ネットショップ制作・構築のプロですので、出店者のご要望に沿ったサイトを作ることができます。

しかしながら、「サイトのイメージはどの様なものか?」「商材は何なのか?」「目標売上はいくらか?」といった店舗独自の要件については、出店者にヒアリングしない限り知ることはできません。

よって制作会社にコンセプト作りやテキストライティングを丸投げするのではなく、出店者と制作会社で打ち合わせを行いながら、共にネットショップを作り上げていくことが重要であると言えます。

※SSL暗号化通信でセキリティ保護された申し込みフォームページが別ウインドウで開きます。