カートスマートフォン最適化の方法と特徴

ネットショップがスマートフォン用に最適化されていない場合

スマートフォン用にサイトを最適化しなくても、スマートフォンではPCサイトの画面をそのままディスプレイに表示させることもできます。

しかし、スマートフォンに未対応のサイトはPCサイトのままのレイアウトで表示されるため、画像やテキストが小さくなる、目的のページまでたどり着けないなど、スマートフォンユーザーが快適に使用できる環境であるとは言えません。

また、画像が多く使用されているPCサイトをスマートフォンで表示させるためには読み込みに時間が掛かる事や、iPhoneを始めとした一部のスマートフォンではFlashが表示されないなど、ユーザーがサイトから離脱してしまう要因が多く存在している事もデメリットと言えます。

そこでスマートフォン用にネットショップを最適化することが、売上アップや集客量アップのために必須となる、というわけです。

ここではスマートフォンサイト制作について、「既にPCサイトにてネットショップを保有している場合」「そうでない場合」とに分けてご紹介していきたいと思います。

PCショップと連動させて構築するケース

既にPCのネットショップをお持ちの場合には、デザイン・画像・テキストなどのスマートフォンサイトに流用できる素材がある為、制作費用を抑えることができ、制作期間も短くスマートフォンサイトを作ることができます。

また、「PCサイト」「スマートフォンサイト」を別々に制作・運用管理するのではなく、各デバイスに合わせて、例えばスマートフォンからのアクセスの場合にはPCサイトを自動的にスマートフォンサイトに変換することが可能な、ASPサービスもあります。

新規でスマートフォンサイトを制作するケース

新規でのネットショップ出店をお考えであれば、PCサイトを制作せずにスマートフォンサイトのみを制作する事も可能です。

大きなメリットはPCサイトを作るよりも安価にネットショップを構築できることです。
サイトに組み込む機能・システムにより制作費は異なりますが、目安としてPCサイトの制作費用の60%程度でスマートフォンサイトを制作できます。

今後は、今成長しているスマートフォン市場で業績を上げ、その後PCサイトを作るという選択肢も考えられるのではないでしょうか。

スマートフォンサイトを構築する上でのポイント

Appleの開発したiOS、Googleの開発したAndroidが現在の日本のスマートフォンに使用されている主なOSです。この2大OSに対応することが、現在のスマートフォンサイト制作を考える上で必須の条件であると言えます。

「スマートフォン=iPhone」と誤認してしまうほどの人気を誇るiOSは、iPhone などのApple製品に使用されており、ほかの機種での互換性はありません。
Androidはdocomo・au・softbankなどが提供する様々なスマートフォンに搭載されています。様々な機種が存在するため、画面サイズ(特に横幅)や操作性などが機種によって異なります。

また合わせて、近年需要の伸びてきているタブレット端末への対応も求められていますので、スマートフォン・タブレット双方に最適化されたサイト制作を行うことが重要です。

スマートフォンサイトを制作することのできる制作会社であれば、基本的には双方のOS・デバイスに対応出来ますが、念の為に双方のOS・デバイスに対応可能かを確認しておくと良いでしょう。

スマホ未対応サイトとスマートフォン最適化サイトの比較

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